さとやん

ブログに書くこともあるけど、やっぱり面と向かって言いたい。

その歌は誰がために

さかしまの言葉

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1.出会う

8月中旬にミリシタのメインコミュ46「どうか、届きますように」にて実装されました。

曲の内容については、ミリシタをやっている方であれば説明するまでもないと思います。

私は、とても気に入りました。

紬にこういう曲調のものを歌わせたかったし、瑠璃色金魚と花菖蒲をレコーディングしたころと比べれば、やはり柔らかで豊かな表現が出ていると思います。

一方でデビューしたての必死さがある紬が歌う瑠璃金はそれはそれで響くものがあったし、技術的・精神的な進歩と曲がマッチしているなあとも思いました。

 

 2.思う

でも、ちょっとだけ気になる点があった。

この曲は誰のためにあるんでしょうか?

もっと具体的に言えば、これってアイドルがステージでファンのために歌うもんなのかな?

この曲、誤解を恐れず私が受け止めた印象としては

「紬が抱えるプロデューサーへの思いを綴ったバラード」です。

あえて早とちりをさせてもらえれば、これはもうラブレターです。

それを「アイドル」白石紬に歌わせたとなると、ちょっと考えるところがあります。

 

 3. ふりかえる

これは以前のソロ曲「瑠璃色金魚と花菖蒲」の時からあった話です。

作詞家の中村彼方さんがラジオで「瑠璃金はPに向けた曲である」と明言はせずともそう匂わせていました。

その時も、これってアイマス的にアリなのかな?とちょっと思ったんです。

 

4.私たちは誰

自分はPだっていう人もいれば、ファンだっていう人もいる。

アイマスをプレーするPであり、ライブではコールをするファンでもある私は、その整合性についてモヤモヤせざるを得ないのです。

「アイドルを舞台裏から見るか、客席から見るか」という視点の違いはデカいし、いちいちそれを考えてしまってライブ現地でも萎えちゃう自分がいる。

(きっとSSAでもこの曲歌うんだろうな。)

 

 5.受け止め

まあ、まあまあ。

あくまでこれは位置づけに関する問題です。

あくまでこれはアイドルとしての歌であると制作陣が位置づけしているのであれば、それをとりあえずは受け止めたいです。

だって、この歌は、私たちPに紬が歌ってくれたものですから。

妙に話題として沸かせて、疵物にしたくはない。大切にしたい曲です。

 

 6.ひとつにならない気持ち

曲の位置づけなんて面倒なことを考えているのは、

アイマスというコンテンツに完全性を求めるこじれた私」。

一方で、「白石紬とともに歩くPとしての私」は、この曲が好きです。

 

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アイマス2で、雪歩のFirst Stepを初めて聴いたときの感動もそう、

私は、アイドルとPの絆を感じる瞬間がとても好きです。